- 日本クレーム対応協会
- 「クレームのない笑顔で溢れる社会を!」
谷 厚志が代表理事を務める(一社)
日本クレーム対応協会
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”共感のあいづち”を使うと、クレームを言いにくくなる
怒りを笑顔に変える!クレーム対応の法則 【 30 】
クレーム対応の話の聴く際、相づちのうち方で意識し
てもらいたいことがあります。
それは「共感の相づち」を使いながら話を聴くことを
実践するようにしてください。
クレーム対応での共感とは、「理解を示す」ことです。
お客様が興奮状態であっても、こちらは冷静にお話の
内容に理解を示すのです。理解しているということを
言葉にするのです。
■共感の相づちの言葉
「はい」「ええ」「そうでしたか」
「そうだったのですね」
「そんなことがありましたか」
「そう思われたのですね」
「対応が良くなかったのですね」
「その後はどうされたのですか」
「○○ということですね」
「状況、よく理解できました」
いかがですか?意外にたくさんの言い回しがあると思
いませんか?
「はい」「ええ」しか使っていなかったのなら是非と
も参考にしてください。
これはクレーム対応のテクニックとして覚えておいて
いただきたいというよりは、親身になって「お客様に
は一体何があったのか」「私達のどの部分にご不満を
お持ちなのか」を理解しようとすると、自然にこのよ
うな言い回しやフレーズが自然と口からでてくるもの
です。
クレームは他人事ではなく、いかに自分事として捉え
るのか、自分の大切な家族や友人の話を聴くかのよう
に共感しながら寄り添うような接し方が大切だという
ことです。
共感しながら聴くとお客様の気持ちが手に取るように
わかるようになります。
怒りを笑いに変えるクレーム・コンサルタント
谷 厚志