- 日本クレーム対応協会
- 「クレームのない笑顔で溢れる社会を!」
谷 厚志が代表理事を務める(一社)
日本クレーム対応協会
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ボキャブラリーが増えると、お客様からの信頼を得られる
怒りを笑顔に変える!クレーム対応の法則 【 11 】
クレーム対応が上手い人とそうでない人を簡単に見極
めることができる質問があります。
それは、「お詫びの言葉、何個言えますか?」です。
クレーム対応の上級者は20個以上のお詫びの言葉は
スッと答えられます。
クレーム対応初心者は「申し訳ありません」「大変申
し訳ございません」の2つしか出てきません(笑)
クレーム対応は語彙力を持ち合わせていないと残念な
がらお客様の怒りを笑顔に変えることはできません。
お客様が悲しんでいらっしゃる気持ちに寄り添うこと
ができても、こちらが声をかけるべき言葉を口に出さ
ないとお客様には伝わらないのです。
「この現場の責任者は私です!」とカッコよく登場し
たところで、「申し訳ございません」しか頭に浮かば
ず、何度も同じ言葉を繰り返している現場を山ほど見
てきました。
その後、決まってお客様から「あなたではダメ!上の
人に代わってちょうだい!」と言われる典型的なパタ
ーンです。
ではクレーム対応にはどんなボキャブラリーが必要な
のか。
最低限使えるようになっていただきたい謝罪の言葉を
以下にご用意しました。
■お詫びの言葉
「心苦しい限りです」「ご不便をおかけしました」
「大変失礼しました」「お恥ずかしい限りです」
「お詫び申し上げます」「お手数をおかけしました」
「反省するばかりです」「至りませんで・・」
「そこまで考えが及びませんでした」
「お詫びの言葉もございません。」
「弁解の余地もございません」
「私どもに不注意がございました」
クレーム対応を学ぶことはある意味、語学学習と似て
いる部分があり、言葉をどれだけしっているのかとい
うことが、クレーム対応の成否を決める要素があると
考え、自分の言葉として口から出るよう準備をしてお
きましょう。
怒りを笑いに変えるクレーム・コンサルタント
谷 厚志